科学技術コミュニケーションとは

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おはようございます、KOSEN’sです。

唐突ですが、みなさんは「科学(技術)コミュニケーション」や「サイエンス・コミュニケーション」という言葉をご存知でしょうか?

名古屋大学高等教育センターウエブサイト

(http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/scicomkit/01/)

では、このように定義されています。

「科学コミュニケーションとは、科学にかかわる情報を、科学者と科学者でない人たち(ここでは市民と呼びます)とがやりとりすること」

(このような引用でWikipediaを使わないのは高専生のお約束ですよね!)

さて、科学技術コミュニケーションの役割として

・科学技術を市民に伝え、市民の科学リテラシーを高める手助けをすること
・科学について市民がもつさまざまな思いを知り、科学者自身が社会リテラシーを高めること
・科学と社会の望ましい関係について、市民と科学者がともに考えていくこと

が主に挙げられています(先ほどの名大高等教育センターより引用)。

つまり、科学技術コミュニケーションは「科学技術を一般に広める」といった役割が主な目的となります。

一般的に、その内部まで詳しく知られていない「科学」や「技術」ですが、高専に在学していると、科学や技術に触れることが多いかと思います。

当然、高専生は一般の方々よりも科学や技術について詳しいはずです。

科学技術についてよく知る(と周りから思われているであろう)高専生には、例えば科学技術に詳しくない人による「LEDはなぜ光るのか?」といった身近な質問から、

「原子力発電所って事故が起こったら原爆みたいに爆発するんでしょ?」といった誤った知識などの訂正+正しい知識の説明など、科学技術に関する知識+一般市民にもわかりやすく説明する能力(=科学技術コミュニケーション力)が知らず知らずのうちに求められている場合が多くあると思います。

ちなみにLEDに関しては、正孔と電子の再結合によって余ったエネルギーが光として放出される現象を利用しております。

原子力発電所に関しては、「燃えないウラン」であるウラン238が燃料の99%以上を占めているため、中性子とぶつかっても反応を起こすエネルギーは発せられず、反応がストップするというメカニズムとなっています。

さて、こういった「不親切な」回答を一般市民にもわかってもらえるように書き換えてみてください。

なかなか難しいのではないでしょうか。

科学技術の楽しさを伝え、市民を科学に巻き込むことや、科学技術に関して正しい知識を授ける、などの役割が高専生にも求められるシーンは多くなると思います。

どうしたら「小難しい」科学を一般の人に伝えられるか、是非考えてみてください。
近いうちに必ず必要になるスキルの一つとして、科学技術コミュニケーション力があると思います。

深い理解+簡潔でわかりやすい説明力などが必要になる難しい技術ですが、ぜひ能力を磨いてみてください。


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