プレゼンテーション講座その2

どうもこんばんは、KOSEN’s三原です。

僕の日記のようで申し訳ないですが、今日は折しも「電波の安全性に関する講演会」という、

北海道大学や京都大学の先生方による市民向けの説明会を聴講しに行ってきました。

やはり、高度な研究データをわかりやすく説明するのは、偉い先生方でも難しいんだろうなと思っておりましたが、

びっくりするくらいわかりやすく、グラフで示されたデータや論文の内容などについて説明されていました。

やはり重要なのは噛み砕いて説明することだと、改めて感じました。

 

さてさて、昨日に引き続きプレゼン講座です。

第2夜では、プレゼンターが行うべき噛み砕きの作業、「情報処理の代行サービス」について説明します。

 

プレゼンを行う人が行うべき「代行サービス」には2つあり、

①情報量の最小化

②情報の構造化

がそれに当てはまるそうです。

 

① 情報量の最小化」をするためには

・必要最低限のことのみを伝える心がけ

・白紙の状態からスライドや話の構成を考える

が必要となります。特に2つ目に関しては、卒論など情報量の多いものから削る方法では、

伝えなくても良いノイズ的情報まで残りがちになるそうです。

 

また、家に持ち帰って欲しいくらい重要なメッセージである「テイクホームメッセージ」を伝えるために

本当に必要な「要素」のみを付け加えるという考え方も有効です。

そもそも「テイクホームメッセージ」とはリスナーに「家へ持ち帰ってもらうメッセージ」のことで

要するに一番重要なメッセージということでしょう。

 

私なりの考えですが、この「テイクホームメッセージ」を木の幹とし、

「テイクホームメッセージを持ち帰ってもらうためには◯◯が必要だな」といった要素を葉として考えたら良いのではないでしょうか。

 

さて、代行サービスの2つ目に挙げた「② 情報の構造化」は、プレゼンを行う場にもよると思いますが、

「大切なことから先に言う」という手法が有効だそうです。

 

例えば「今日はこの話をします」をスタートとすることで、リスナーに地図を与えます。そうすることで

「いったい今日はなんの話をするんだろう」といった不安定感が低減され、何が大事なのかを見落としにくくなる効果が期待できるそうです。

説明という意味でのプレゼンには「この後なにが起こるんだろう…」といったようなドキドキ感はいりませんよね?

 

さて、ここまでは「人間の情報処理プロセスを理解する」という話でしたが、変わりまして「相手の状況を理解するためには」についてです。

 

まず、参加者がどんな意識で自分のプレゼンを聞いているのかを理解することが必要になります。

例えば、なかなか無いでしょうが、自分がセミナーの講師で「自分に対してお金を払ってもらっている状況」では

参加者は払ったお金分の何かを得て帰るという意識があるので、非常に高い意識で自分の話を聞いてくれるはずです。

 

しかし、授業の一環として行うプレゼンや卒研発表ではどうでしょうか。

こう言ってしまうのも悲しいですが、全員が自分の発表を期待していて、始まる前からみんなが楽しみにしている、という状況はなかなか考えにくいものです。

そのような場合にはどうするべきでしょうか。自分のプレゼンを聞いてもらうためには、やや難しい部分を省いてでもよりわかりやすくより興味を持ってもらえるような構成にすることを心がけないといけません。

このように、どんな人が聞いてくれているのかということを考えることで、自ずと内容が変わってくると思います。

 

しかし、授業で義務として行うプレゼンでも、世界をリードする学会の研究成果発表の場でも、リスナーは人間です。

 

そのため、人間の性質である

・「そもそも何を言いたいのか」早く知りたい。

・「自分にとってどんなメリットがあるのか」を知りたい。

・わきおこる「なぜ?」に応えて欲しい。

・最低限何を記憶にとどめて帰ればいいのか知りたい。

を把握することで、よりよいプレゼンを行うことができるのではないのでしょうか。

 

リスナーの「なぜ?」という知的好奇心を刺激するプレゼンテーション。ぜひ行ってみたいものですね。


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