No.67 プレゼンテーション講座その1

 

こんにちは、KOSEN’s三原です。
札幌から帰ってきて、先生に学会のアレコレを催促されてちょっと困っている三原です。
いやあ、札幌では色々な知識を得ることができて楽しかったです。

 

さて、その様々な刺激の一つに、26日(月)に北海道大学にて行われた「多様な環境放射能問題に対応可能な国際的人材の機関連携による育成 上級コース」で行われた北海道大学の石村源生氏による講義「科学技術コミュニケーションの視点でプレゼンテーションスキルを磨こう ~『伝える』プレゼンから『伝わる』プレゼンへ~」が非常にためになりました。石村先生にお伺いしたところ、記事にしても良いと言ってくださったので、私なりに噛み砕いて「高専生のためになるプレゼン技術」について掲載したいと思います。

 

皆さん、プレゼンテーションは得意ですか?

 

胸を張って得意と言える方はなかなかいないのかもしれませんね。しかし高専生には卒業研究発表を始めとして、様々な機会でプレゼンテーションを行うことがあると思います。
特に研究などの発表では、基本的には自分しかわかっていない(そして多くのケースでは難解)ことについて大勢の方へ伝える必要があるため、その発表に関しては苦手意識を持っている方も多いのでは無いでしょうか。

 

ではまず、そもそもプレゼンテーションの定義とはなんでしょうか?
石村先生の定義によると、

「特定の対象者に対して、何らかの影響を与える目的を持って行う、時間と場所の限定された表現行為」

だそうです。
ここで言う「目的」とは、聞いている方にどんな考えを持って帰って欲しいかといったゴールのことです。

つまり、「いかに僕が行った研究が世のためになるか」や、「◯◯は安全であり、心配する必要がない」

といった考えをもって欲しいということですね。

 

さて、その目的を達成するためには(≒聞いている方に自分の考えを理解してもらうためには)どうするべきでしょうか。

先生は「『伝える相手』に対する想像力を働かせる」とおっしゃっておりました。

つまりはどういうことでしょうか。聞いてくれる方について十分に理解する必要があるということです。

 

その前段階として、

・プレゼン内容の理解(自分は伝えるべき内容をきちんと理解しているか)
・自分の理解(自分はそもそもどんな目的で、誰に何を伝えて、どんな結果を生み出したいのか)

といったものも挙げられておりました。もちろんこれらも重要です。

 

さて、「相手のことを理解する」ためには、「人間の情報処理プロセスを理解すること」と「相手の状況を理解する」ことが必要になります。

 

面白くない、あるいは眠くなってしまったプレゼンは、ほとんどが

「相手の言っていることがわからない、わかりにくい」

というものだったと思います。
逆に理解が容易で、次々と言葉が頭の中に入ってくるプレゼンテーションは、興味を持って聞くことができたのではないでしょうか。

 

この両者にはどのような違いがあるでしょう。

それは、プレゼンを行っている方が、リスナーである皆さんが話を理解する手間が最小になるように話の構成をしているのです。

逆に言えば、よくわからないプレゼンとは、話を整理する手間をリスナーに押し付けている場合が多いそうです。

これを先生は「リスナーの理解のためには『情報処理の代行サービス』を行う必要がある」とおっしゃっていました。

 

さて、「情報処理の代行サービス」とは?

続きは明日!


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