苫小牧高専・情報工学科にインタビュー

スクリーンショット 2013-10-18 2.49.30

インタビューについて
高専名: 苫小牧高専
学科: 情報工学科
現在 社会人

なぜ高専に入りましたか?
元々は中学生の頃、ロボコンに出場したくて高専機械工学科を目指していましたが、徐々に情報工学、特にプログラミングに興味を持ったことからより専門的なものを学びたいと思い高専に入りました。

※人付き合いが苦手で、また普通高校には行きたくないという理由がありました。
 また私立高校は北海道においては滑り止めとして受ける事が多く格が低く見られる傾向があり、経済的にもマイナス点しか無いため、必然的に高専を選んだというのも有ります。

高専の時に一番頑張った事と頑張った内容はなんですか?
高専時代はとにかく図書館に入り浸り、主に情報工学系の技術書を年50~100冊のペースで読み解く生活を5年間続け、とにかく幅広い知識の習得をおこなっていました。
(苫小牧高専は半径10kmにはろくな娯楽施設がなく、そもそも遊び歩く場所がないというのも有りました)

また、3年次の授業の一環で作成した電卓アプリの改造にハマり、字句解析、構文解析エンジンの搭載による関数電卓化、グラフ描画機構などの作成等を当時の授業内容+αの知識をもとに、最終的に計算及びプロット用の独自スクリプトの実行エンジンを作り上げたことが一番印象に残っています。

高専の授業で印象に残ったものと授業の内容を教えてください。
どの教科も中身が濃く甲乙つけがたいですが、実験、特にマイコン及び電子部品を用いた実験関連は特に印象に残っています。
具体的には、一部実験(私の時はオペアンプの特性測定実験)がどうあがいても規定の2時限(4時限だったかもしれない)ではほぼ終わらないような日程になっており、19:30の終電を逃すものや翌日以降の追実験に追われるものが続出したりなどが印象に残っています。
(おそらくどうあがいても定時に上がれない就職後のことを想定していたのかと思います)

出身高専が周りの高専と違う部分を教えてください。
・学生寮があまりに劣悪(当時の社会の教官曰く、雨漏りしないだけ刑務所のほうがマシとのこと)
・近くに噴火が警戒されている活火山(樽前山)が存在し、最悪噴火により高専自体が消滅する可能性があること。
・教官が実は各界の第一人者であることが多い(これは他の高専もあるかもしれない)
・寮の付近が携帯3大キャリアすべてつながらず、一部の学生が複数のPHSを束ねた回線網を構築し、仲間内で使用するなど。

高専の個性のある先生の行動や振る舞いを教えてください。
何分卒業後5年経過しているためあまり覚えていないですが、どの教官も個性が強かったと思いますが、特に
・元防衛庁のレーダー技師の教授がいて、レーザーポインタ+モールス信号にてカンニングを行っていた学生に対し、モールス信号で警告を返した
という教官が一番印象に残っています。

全国の高専もしくは高専生にもの申したいことを教えてください。
学生の頃はレポート地獄や厳しい試験基準(特にJABEE施行後)、学ぶことぐらいしか暇つぶしがない環境等、相当つらいと感じるかもしれませんが、いずれ就職した暁にはその苦労は高い技術力として確実に評価されます。安心してください。

高専で溺れるぐらい専門知識を学んでも、社会に出てみればまだまだ学ぶことが山のようにあります。ですが、高専のあの環境に耐えている皆さんであれば、きっと乗り越えられると思います。
これからもどんどん学び、いずれ社会に貢献していただければと思います。

※ただし、特に男性諸君は酒と異性をまともに知らない環境に置かれていることが非常に多く、大学上がりの人と会話するとカルチャーショックを受けるかと思いますが、運命だと思って諦めてください。


この度、KOSEN’sでは高専生のインタビューを募集しています。ぜひインタビューにご協力ください。

応募はこちら

高専でこんなこと頑張った、うちの高専こんな所変わっている、高専及びに高専生に一言もの申したい方はインタビューに答えていただきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>